那珂川町の茶畑で新茶摘み体験「とちぎ生まれの和紅茶・那須野紅茶」

産直通販あるよ|烏山製茶工場

栃木県那須烏山市にある烏山製茶工場さんは「和紅茶」を生産・販売しています。

和紅茶とは

和紅茶」とは、日本産の茶葉で作った紅茶の事。
国産紅茶」や「地紅茶」とも呼ばれていて、産地や生産者によって味わいの違いを楽しむことができます。外国産の紅茶と比べると、渋味が少なく優しい味わいなのが特徴とされていて、ストレートでも美味しく、デザートやお菓子だけでなく、食事の時にもぴったりの飲み物です。

近年じわじわと人気がでてきていたのですが、最近、大手飲料メーカーよりペットボトル飲料での販売が開始され、注目度が高まってきています。

新茶摘みのご案内がきた

5月上旬、烏山製茶工場の清水さんから「新茶つみとり日のご案内」が届きました!
茶摘み?!行きたい!!編集長にお願いをして、連れて行ってもらいました!!

新茶摘みとりの日、当日は朝からめちゃくちゃいい天気!絶好の茶摘み日和です!
私が着いた時には既に茶摘みがスタートしておりました。

緑一面の茶畑!陽の光で茶葉が眩しい!!
日除け対策は万全に!慣れた手つきのマダムたち。

初めましての茶畑!つやつやの葉っぱは眺めてるだけで、健康になってくる気がします。
茶畑も茶摘みも初体験の私はテンション爆上がりです!!

新茶摘み体験

早速、清水さんにご挨拶をしてやり方を教えてもらいながら茶摘みにチャレンジ。

烏山製茶工場の清水さん親子。左から敬一さんと和行さん。

親指と人差し指で新芽の生えた柔らかい茎をつまみ取る…。

見えますか?ザルの中の茶葉の量の差…

聞くは易く、行うは難し…清水さんが10摘みする間に2摘みできるかどうかのスピード差…
私がちょっぴり摘む間に、清水さんのザルはいっぱいになっておりました。

初摘みの茶葉。結構時間がかかってしまってます…。

せっかくの摘みたて茶葉…そのまま食べることはできるのか、清水さんに聞いてみたところ「食べれるよ。」と。許可をいただき、自分で摘んだ葉を1枚食べてみました。 

見た目はつやつやで固そうにみえますが、さすが新芽(?)柔らかい…けどめちゃくちゃ苦い!
この苦味がタンニンで、良い紅茶をつくるのに必要な成分なんだそう。

清水さん曰く、お茶の葉を天ぷらにすると美味しいらしい!
お茶の葉天ぷら…食べてみたいですね…。
来年チャレンジできるといいな。

初摘みされた茶葉は7月下旬頃から「那須野紅茶 初摘み」として販売されます。

茶はみな兄弟

ちなみに…緑茶も烏龍茶も紅茶も、同じ茶葉から作られるって知っていましたか?
私は今回初めて知りました。

同じ茶葉でも、発酵の度合いによってお茶の種類が変わるそうです。
緑茶は不発酵茶、烏龍茶は半発酵茶、紅茶は完全発酵茶。
茶葉に熱を加えることで発酵が止まるので、熱を加えるタイミングでお茶の種類が変わるそう。
(なお、お茶の世界での「発酵」は本来の意味での発酵とは異なり、正しくは「酸化」らしいです。)

今回の茶畑で栽培されているのも、日本のお茶で最もメジャーな品種である「やぶきた」。
栃木の北部に位置する那珂川町矢又は、「やぶきた」が生産できる北限に近く、寒暖差の大きい気候から、通常よりもタンニンが多く含む茶葉に育つそうです。タンニンが多いことで、茶葉の発酵が均等に進み、良質な紅茶が出来るとのこと。

烏山製茶工場さんは「栃木の気候風土に合った紅茶づくり」と「雑味のない優しい味わいの紅茶づくり」をコンセプトに紅茶づくりをしていらっしゃいます。
無農薬で丁寧に栽培したやぶきた茶葉を、丁寧に製茶することによって雑味やえぐみのない優しい味わいの紅茶ができるそうです。

烏山製茶工場の産直通販サイト

産直通販あるよにてまもなくリニューアルの烏山製茶工場では「とちぎ生まれの和紅茶・那須野紅茶」と和紅茶を焙じた「とちぎ生まれのほうじ紅茶」を販売します。

香り高く、すっきりと優しい味わいの和紅茶はご自宅用にも、ギフトにもおススメです。
ぜひお試しください!