みなさんは、栃木のことどれくらいご存知ですか?
栃木についてみなさんが知っていることは、ほんの一握りかもしれません。
栃木は日本のほぼ真ん中にあります。
つまり全国から訪れやすい場所。
東京からも新幹線では約1時間、在来線でもJR上野東京ラインを使えば約2時間。
都道府県魅力度ランキングで最下位争い常連の栃木ですが…観光客数は実は多いのです。
世界の日光、リゾートの那須、餃子の街・宇都宮、カクテルの街・宇都宮、ジャズの街・宇都宮…などなど楽しいことがいっぱい!
そんな栃木をもっと知ってください!
栃木ってこんなところ
まず、栃木県の面積は 6408.09㎢ 全国で20番目に大きい…なんとも微妙。
そして、総人口は約200万人、県庁所在地は「宇都宮市」北関東最大の都市です!
明治6年6月15日に「栃木県」と「宇都宮県」が合併して、ほぼ今の「栃木県」となりました。この日は「県民の日」に定められていて県庁舎で記念行事が行われます。
当初県庁は栃木市にありましたが、明治17年に宇都宮市に移転しています。
なお、宇都宮に県庁が移ってから2度、火災により焼失しています。
栃木は大きく5つのエリアに分かれています。
日光エリア
豊かな自然と長い歴史が調和した日光エリアは、世界遺産登録などをはじめ、世界に誇る観光地。
四季それぞれに楽しめる見どころもたくさんあります。
日光東照宮
美しい彫刻と豪華絢爛で知られる「日光東照宮」は徳川家康公が祀られた神社。風水と陰陽道に則っとり建てられた日光東照宮は、日本屈指のパワースポットと呼ばれ、参拝すれば勝負運、仕事運、上昇運がUPするといわれています。1999年には世界遺産に登録されました。
イタリア大使館別荘記念公園
昭和初期、中禅寺湖畔には数か国の大使館別荘があり、湖畔で外交が展開され「夏には外務省が日光へ移る」とまで言われました。中禅寺湖は日本一標高の高い場所にある湖で、イタリアの駐日大使が「世界一の風景」と称賛した景色です。「イタリア大使館別荘」は国の登録有形文化財に登録。散歩ができる人気スポット。
華厳の滝
滝の名所とされる日光、その数は48を数えます。その中でも最も有名なのが華厳の滝です。昔、中禅寺湖でウナギが発見されたことがありました。これは実はとてもすごいこと。中禅寺湖にたどり着くには、華厳の滝を登らなければなりません。華厳の滝の高さは……なんと150メートル!すごいポテンシャルの持ち主です。
温泉天国・日光
鬼怒川温泉、日光湯元温泉、湯西川温泉といった有名温泉も数多くある栃木県!特におすすめなのが、鬼怒川温泉。鬼怒川沿いの雄大な景色と豊富に湧き出る温泉が楽しめる温泉街。鬼怒川温泉の泉質は、アルカリ性単純泉、特に昔から「火傷は鬼怒川温泉」と言われるくらい、火傷を癒すちからは有名だったようです。
那須エリア
高原に連なる那須連山の主峰、茶臼岳の麓に広がる高原に、
温泉、テーマパーク、アウトレット、アートスポットなどが多数揃っています。
広大な自然に触れ、澄んだ空気でリフレッシュできる癒しスポットは、日々の疲れを吹き飛ばしてくれます。
那須高原
東京から約180kmの距離で、観光地やリゾート地として訪れる人も多い那須高原。春は新緑やつつじの花、秋は紅葉、冬はスキーやスノーボードに温泉など、四季を通して魅力がいっぱい。那須と言えば茶臼岳が有名ですが、那須連山に連なる『朝日岳』は唯一の鋭鋒で、荒々しい姿が魅力の山です。
那須温泉
那須温泉元湯・鹿の湯は、温泉発見において日本で32番目に古く、栃木県では塩原、日光を抑えて最古、同じ関東の熱海、修繕寺、草津、伊香保らとともに、古い歴史を持つ日本の名湯として全国にその名を知られています。北温泉は映画「テルマエ・ロマエ」のロケ地として有名。
那須フラワーワールド
那須フラワーワールドは、美しい花のテーマパーク。ヘメロカリス、ジャーマンアイリスなどの世界中から集めた美しい花々が多く咲き誇っており、花が好きな方にとって特に魅力的なスポットとなっています。雄大な那須連峰を背景に那須花の地上絵を眺める時、人は至福と感動の吐息をもらします。
おしらじの滝
矢板市の桜沢は大自然の渓谷美がいっぱいの見どころが沢山あります。中でも、幻の滝と言われ地図には載っていない「おしらじの滝」はエメラルドブルーの滝壺が魅力の美しい滝。マイナスイオンに包まれ、癒しの空間がここにはあります。幻の滝が最も美しいのは「前日に雨が降り、当日晴れた午前中」です。
県央エリア
栃木県の中央に位置する宇都宮。
「宇都宮と言ったら餃子!」という印象をお持ちの方は多いのではないでしょうか?
実はそれだけでない魅力がたくさんあります。
餃子の街・宇都宮
市内には約200店の餃子専門店が立ち並ぶ、餃子の街・宇都宮。毎年11月の第一土日には餃子ファンへの感謝を込めて、「宇都宮餃子祭り」を開催。宇都宮駅前にある「宇都宮餃子像」は写真スポット。
ジャズの街・宇都宮
宇都宮は、世界で活躍する渡辺貞夫氏や高内春彦氏など、著名なジャズプレーヤーを輩出した街。最近では、ストリートで恒常的にパフォーマンスを行うミュージシャンが増加しており、毎日生でジャズライブが楽しむことができます。ミヤ・ジャズイン、宇都宮ジャズクルージング、ミヤ・サンセットジャズ等のイベントも人気です。
カクテルの街・宇都宮
カクテル技能競技の全国大会で、数多くの優勝者を輩出してきた宇都宮。バーテンダーのレベルや人数は銀座に匹敵するほどといわれています。宇都宮カクテルナイト、宇都宮カクテルカーニバル等のイベントを開催し、ご当地のとちおとめカクテル、梨のカクテルなど地元ならではのお楽しみも!
うつのみや花火大会
40万人もの人で賑わう宇都宮最大のイベント。募金、ボランティアスタッフの協力により開催しています。市民手作りのものとしては大規模な花火大会で、約20,000発の花火が鬼怒川河川敷の夜空を彩ります。2012年には花火大会としては初の特定非営利活動法人「NPO法人うつのみや百年花火」を立ち上げました。
大谷資料館
大谷石は、今からおよそ2,000万年前の火山噴出により堆積した凝灰岩で、宇都宮の北西・大谷地区周辺で産出されることから、通称、大谷石といわれています。現在でも大谷石は発掘中ですが、地下30mの「大谷石地下採掘場跡」は、野球場が1つ入ってしまう程の巨大な地下空間になっており、定期的にイベントが開催される観光スポットとなっています。
県南エリア
埼玉よりにある県南エリアは歴史・文化的財産が各所に点在し海外からの観光客も訪れます。
佐野プレミアムアウトレットやあしかがフラワーパークなど、有名スポットが存在します。
さのまるもお気に入り!究極のB級グルメ
栃木県佐野市のキャラクター「さのまる」。「佐野ラーメン」はとても有名で、さのまるのアイコンとして特徴的なラーメンの丼ぶりは佐野ラーメンをアピールするもの。もう一つ気になるものが…刀のように何か串カツのようなものを脇に差しています。これこそが佐野市名物の「いもフライ」!手軽で安価でおいしいイモフライは是非お試しいただきたいB級グルメです。
あしかがフラワーパーク
「あしかがフラワーパーク」といえば「奇蹟の大藤」!樹齢150年のこの大藤は、天然記念物にも指定され、その大きさと美しさは、まさに「奇蹟の大藤」です。また、新たに日本3大イルミネーションにも認定されるほどイルミネーションが美しく有名になりました。全国イルミネーションランキング第1位の人気スポットです。
日本遺産・足利学校
足利学校は、平成27年「日本遺産」に認定され、日本で最も古い学校として知られています。奈良時代には既にあったとも言われ、日本の教育の原点がここで培われてきました。かのフランシスコ・ザビエルも「日本国中最も大にして、最も有名な坂東の大学」と認め、世界に紹介されました。
小山の花火
小山市最大のイベント「おやまサマーフェスティバル」は、毎年7月下旬に開催される関東有数の規模を誇る歴史と伝統ある花火大会です。打上げ場所と観覧席が非常に近く、尺玉の連続打上げやワイドスターマインをはじめ、市民参加のナイアガラ瀑布など、約2万発の花火の迫力を間近で体感できます。
県東エリア
焼き物の街として、日本人ならその名を知らない人はいないというくらい有名な益子(ましこ)や、古くから守られてきた名所や旧跡スポットが人気の真岡(もおか)は県東エリアにあります。
陶芸の街・益子
益子町は、江戸時代から陶芸の町として知られています。益子焼の土は、砂気が多く、ごつごつとした土の質感が特徴的。厚手のものが多く、素朴な味わいを生み魅力的な陶器です。現在、益子ある窯元は260ほどで若手からベテランまで幅広い世代の陶芸家が集まり、その作風は多種多様。
益子 陶器市
益子の陶器市は1966年(昭和41年)から始まり、例年、春のゴールデンウイークと秋の11月3日前後に開催されます。販売店約50店舗のほか、約500のテントが立ち並び、伝統的な益子焼から、カップや皿などの日用品、美術品まで販売され、大勢の来場者で賑わいます。
益子 ひまわり祭り
栃木県益子町では、ひまわりやコスモスをはじめとした花のまちづくりに励んでいます。毎年8月中旬にはひまわり祭りが開催され、約10ヘクタール(東京ドーム約2個分)もの広大なひまわり畑が出現し、元気いっぱい花が一斉に咲き誇りました。展望台の場所も用意され、広大なひまわり畑を余すことなく眺めることができるのもひまわり祭りの魅力のひとつとなっています。
真岡鐡道
日本で最初のローカル線として明治45年に誕生した鉄道です。大迫力のSLは乗って風景を楽しんだり、走っている姿を撮影したり楽しみかたはたくさん。季節により表情が変わり写真撮影スポットが多々あり、鉄道ファンだけでなく様々な方に楽しんでいただけます。
栃木の「楽しい」について
上でご紹介した内容は、栃木の「楽しい」のほんの一部です。というか、有名所をちょっとピックアップしてみただけというような…。
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