自然と文化、郷土への学びを深める博物館
栃木県立博物館は、宇都宮市の中心部にある県営都市公園、栃木県中央公園の中にあります。
栃木の自然と文化について理解を深めるために、昭和57年(1982年)10月に開館した総合博物館です。
宇都宮駅からバスで行けるし、駐車場もあるので車でもOK。
実は初めての訪問。3歳の子どもを連れて行ってきました!
偶然出会える博物館?
公式HPにあった展示のご案内には
・日光地方の動植物を垂直分布に従い解説したスロープ展示
栃木県立博物館公式ウェブサイト
・地質時代から現在にいたるまでの栃木県の歴史を紹介した展示室1
・栃木県の身近な自然を紹介する自然系展示とテーマ展示室・企画展示室から成る展示室2
から成り立っていると書かれていました。
また、特定のテーマのもと年数回、企画展やテーマ展を実施しているそうです。
公式Xを見てみると…
※アンケートによる来館きっかけの理由、第1位が数年続けて【偶然】なので「偶然出会える博物館」と名乗っております。
栃木県立博物館公式Xプロフィール欄より
「偶然出会える博物館」ってなんか素敵。
公式Xでは企画展やイベント、開館情報等をチェックできます。
今はどんな展示がされているのでしょう?さっそく中へ入ってみましょう!
エントランスホール
入ってすぐの天井にいました!いきなりビックリ!!
受付で観覧料を払います。
観覧料は大人260円、高校・大学生120円、中学生以下は無料です。
『M割(ミュージアム割引)』というシステムがあり、入館から6ヶ月以内の『M割』参加館の半券を持って来館すると、大人200円、高校・大学生は100円で入れるそう。
M割とは・・・
栃木県博物館協会による共通割引制度「ミュージアム割引」のこと
対象の施設は栃木県博物館協会ホームページで確認できます。
また、6月の第二週の土曜日、及びその翌日の日曜日と県民の日である6月15日、文化の日の11月3日は無料となります。※特別企画展は別途特別企画展観覧料がかかります。
1階のエントランスホールには受付の他に、トイレとミュージアムショップがありました。
ミュージアムショップには博物館関連の書籍やミュージアムグッズが販売されていて、ミュージアムショップとトイレのみ利用には入館料がかかりません。
展示
受付の脇に、有料エリアの入口があります。
早速、「日光地方の動植物を垂直分布に従い解説したスロープ展示」です。
全長72メートルのらせん状のスロープ展示で、日光のいろは坂を歩くイメージです。
エントランスホールから2階の展示室までを結んでいて、日光の玄関である神橋付近(標高600m)から白根山頂(標高2578m)の生態垂直分布の展示となります。
なんだか、子どもはもちろん大人もワクワクします。
そして、2階につくと、「地質時代から現在にいたるまでの栃木県の歴史を紹介した展示室1」です。
展示室1の入口には、地質時代の栃木で大迫力の化石がお迎えしてくれます。
写真撮影可能な場所は「ここは撮影可」と書いてあります。
ここから先は様々な、『地質時代の栃木』『太古の暮らし』『古墳文化と下野国』『中世の下野』『江戸時代の下野』『近代日本と栃木県』『現代栃木の軌跡』が展示されています。
盛りだくさんの内容で、栃木の歴史が学べます。
訪れた日は2024年の1月。
テーマ展は「巡回展 栃木の遺跡 ~最近の発掘調査から~」と「昔のこと知ってっけ?~道具を知れば暮らしが見える~」が開催されていました。
公式HP、公式Xで開催中のテーマ展や様々な情報が更新されていますので来館前に是非チェックを。
公式キャラクターのみーたん
エントランスホールには記念写真の撮影スポットもあり、公式キャラクターのみーたんがいました!
みーたんは縄文時代の「ミミズク土偶」がモデルの女の子。
栃木県立博物館の公式キャラクターです。
みーたんのモデルである「ミミズク土偶」は館内にいるのでぜひ探してみてくださいね!
栃木県宇都宮市睦町2-2
JR宇都宮駅より宇都宮駅西口バスターミナル13番乗り場より37番「桜通り経由鶴田駅行」または「桜通り経由西川田駅行」で「中央公園博物館前下車。徒歩約8分。
最後に子ども情報を。
ベビーベットや授乳室があります。館内に張り紙で告知があり、声を掛けると案内してくれます。
8か月の赤ちゃんも一緒に行きましたが、ミルクを作るお湯までいただけました。とても助かりました。
知り合いから聞いた情報によると、2階レストランのハンバーグが美味しいとのこと。
「手作りハンバーグ・スープ・ライス付 1000円」がイチオシのようです。
レストランは館内、館外のどちらかも利用が可能で、観覧料を払わずレストランで食事だけの利用もできます。
博物館の帰りに、栃木県中央公園をお散歩して楽しい休日が過ごせます。
またオススメスポットが増えました!