栃木県の日光市と言えば、関東有数の観光スポット。
日本を代表する世界遺産である「日光の社寺」や、日本三名瀑に数えられる華厳の滝以北の奥日光には、国内からのみでなく、海外からもたくさんの観光客が訪れる、世界的に注目されている人気のスポットです。
今回は、栃木を代表する観光地「日光」の、ちょっと珍しいスポットをご紹介します!
日光の穴場スポット
憾満ヶ淵(かんまんがふち)
まず、ご紹介するのは【憾満ヶ淵(かんまんがふち)】(Kanmangafuchi Abyss)
日光街道を日光東照宮方面へ進み、神橋(しんきょう)を越え、大谷川(だいやがわ)沿いの細い道を上流方向へ進んで行き小さな橋を越えまた少し行くと 憾満ヶ淵の案内板にたどり着きます。

現れた門は、慈雲寺(じうんじ)というお寺の入り口。
木々と石壁に囲まれた門をくぐり、苔むした地面に風情を感じながら進むと、本殿とお地蔵さまの赤い帽子が見えてきました。
並んだお地蔵さまとその前を流れる川、不思議で神秘的な光景です。


化け地蔵と呼ばれる地蔵群が奥まで並んでいて、その目の前を大谷川がごうごうと流れています。
美しい景観と、不思議な雰囲気をまとった場所、憾満ヶ淵。
化け地蔵という言葉から怖さを感じる方もいるかもしれませんが、怖い場所ではありません。
本来の名前は並び地蔵といい、1902年の洪水で親地蔵と他の地蔵がいくつか流されてしまい、数えるつど数が違うというところから、いつしか化け地蔵と言われるようになったそうです。

日光東照宮からそう離れてはいませんが、訪れる人は多くはなく、静かに自然を感じることができるネイチャースポットです。奥に進むほど、濃い自然と美しい景観が臨めます。

道が舗装されてはいませんので、歩きやすい靴で訪れてください。
周りに気を付けて、お地蔵様の数を数えながら奥まで進んでみてくださいね。
季節や天気、時間よっても雰囲気が変わる場所だと思うので、いつ行っても新しい発見がありそう。
私が訪れた時は雨が降っていましたが、雨でも映える場所だと思いました。
雨でも楽しめる場所というのはとても重要だと思います。
個人的に、苔が青々しくなる夏と、紅葉が美しい秋にまた訪れたいと思いました。
日光のオススメ湯波料理
さて、旅の楽しみひとつと言えば美味しいご当地料理。
日光で食べたいものと言えば…やはり「ゆば料理」ではないでしょうか。
ちなみに…日光のゆばは「湯波」、京都のゆばは「湯葉」です。
日光駅の前から神橋まで続くメインストリートには様々なお店が立ち並んでいます。
神橋の少し手前、バス停鉢石町(はついしまち)の目の前にあるお店「ゆば料理 さん・フィールド」さん。

こちらのお店では、湯波の老舗「日光湯波 ふじや」さんと「日光ゆば 元祖海老屋」さんのゆばを使った「ゆばの御膳」が食べられます。
ゆばの御膳 2,200円
この辺りのゆば料理屋さんとしては、リーズナブルな価格で思う存分ゆばが食べられるお店です。
お店の奥に広い駐車場もあります。(約20台)
平日でしたが、ちょうどお昼時だったので満席。3組ほど並んでいました。
少し待ち、席に案内され御膳を注文。ほどなくして目の前にゆば御膳が登場です!

ごはん以外、ほぼゆば。これぞまごうことなきゆばづくし。
こちらのゆば御膳でも使用されている「日光湯波 ふじや」さんの湯波は産直通販あるよでご紹介中。
ご自宅でも日光の味を味わうことができます。
日光の地酒・渡邊佐平商店
最後にご紹介するのは【渡邊佐平商店】

渡邊佐平商店は日光市の今市にある、天保13年(1842年)創業の日本酒と焼酎の醸造元。
外観から店内の至る所に歴史を感じます。
実は栃木県、蔵元が多くある件なんです。栃木の気候が酒造りに適しており、豊かな自然から生まれる良質な水を活かし、各地で地酒が作られています。
渡邊佐平商店では「純米醸造酒こそ本来の地酒である」と考え、造るお酒の約90%が「純米醸造酒」!純米率栃木県No.1の蔵元です。
さらに酒蔵見学も通年で行っていて、普段見ることのできない酒蔵内部を案内しながらお酒について色々なお話を聞くことができます。
※酒蔵見学は完全予約制です。公式サイトにてご確認ください。
〒321-1261 栃木県日光市今市450
<営業時間>8:00~18:00 ※お盆と年末年始休業あり
電車でお越しの方:東武下今市駅・JR今市駅から徒歩8分
お車でお越しの方:日光宇都宮道路今市インター
また【渡邊佐平商店】は産直通販あるよにて通販サイトリニューアルオープンいたしました!
ぜひチェックしてくださいね!
今回は日光のちょっと変わった観光スポットと、オススメのゆばランチのご紹介をしました。
日光に行ったらぜひ行ってみてくださいね!
日光のど真ん中スポットの記事もあるよ!