産直通販「あるよ」応援プロジェクト|駒場梨園を深掘り
古賀志山の麓、丘陵地に位置する「駒場梨園」
50年以上続く梨園の3代目として、栽培技術向上のため先進的な梨農家を学び、梨を育てているのが駒場さんです。

梨づくりの基本は土づくり、有機肥料の他、他所ではあまり使用していない馬糞を主に豚糞・竹炭・アミノ酵素の入った良質な完熟堆肥を使用。手間をかけて、先々代から続く良質の土を引継いでいます。

梨の品種特製に合わせた管理作業を徹底して行っていて、梨の木1本あたりの着果量や日射量を適切に管理し、全ての果実の日光が当たるよう葉の剪定します。手間暇のかかるとても大変な作業ですが、梨の実ひとつひとつに栄養が行き届き、高糖度の甘く美味しい梨が育つためには必要な作業です。
三代目が育てている梨の中でも、注目せざるを得ない梨が希少品種の「八達(はったつ)」です。

「八達」は和梨の中で最も美味しい梨と評される品種です。
ですが、栽培が難しく、小ぶりでデリケート、さらには出荷期間も短い等、様々な理由から多くの梨農家が栽培を諦めでしまい、生産者が少なく「幻の梨」と言われています。
上手く栽培をすれば、きめ細かく柔らかな果肉と、良い香り「忘れられない味」と評価を受けるほど美味しい梨となりえるそう。
市場にほとんど出回ることがない、幻の梨「八達」は駒場梨園では栽培、販売をしています。
毎年予約販売となり、8月末頃から発送予定です。
また、栃木県の特産梨「にっこり」も駒場梨園ではひと手間加えて販売をしています。

ひと手間とは、自社所有の大谷石の石蔵での熟成。
熟成することで収穫直後のにっこりと比べ、糖度は2度ほど上がり、市場で販売されている「にっこり」とはひと味違います。
駒場梨園の「大谷石蔵熟成にっこり」は予約販売、10月末頃から発送予定。
高品質でリーズナブルな梨を皆様へお届けすることを第一に、日々奮励している駒場さん。
今シーズンの梨の受付は7月20日から開始します。
まずは幸水から。その他の品種も順次予約受付となるので要チェックです!