産直通販あるよ|駒場梨園を深掘り
栃木県宇都宮市にある古賀志(こがしやま)の麓にあるのが駒場梨園。
60年以上続く梨園で、3代目として梨を育てている駒場さん。
美味しい梨は良質な土と徹底した管理から
梨づくりの基本は土づくり。
有機肥料の他には主に馬糞を使用。その他、豚糞や竹炭、アミノ酵素の入った完熟堆肥を使い手間と時間をかけて、先々代から続く良質の土を引継ぎ、維持しています。
また、梨の品種や特性に合わせた管理を徹底していて、日の当たり方や実の付き、葉の剪定等を梨の木1本一本に合わせた作業を行います。手間暇のかかるとても大変な作業ですが、梨の実ひとつひとつに栄養が行き届き、高糖度の甘く美味しい梨が育つためには必要な作業なのです。
幻の梨・八達
三代目が育てている梨の中でも、注目せざるを得ない梨が希少品種の「八達(はったつ)」です。
「八達」は、栽培が難しく、小ぶりで柔らかくデリケートな果実、さらには出荷期間も短い等、様々な理由から多くの梨農家が栽培を諦め、生産者が少なくなってしまったため「幻の梨」と言われています。
上手く栽培をすれば、味は新高梨に近く、きめ細かく柔らかでシャキッとした果肉と、爽やかで甘い香りは一度食べたら忘れられなくなるほど、梨好きにはたまらない梨となります。
市場にほとんど出回ることがない、幻の梨「八達」は駒場梨園では栽培、販売をしています。
毎年予約販売となり、8月末頃から発送予定です。
大谷石蔵熟成にっこり
栃木県生まれの特産梨「にっこり」も駒場梨園ではひと手間加えて販売をしています。
ひと手間とは、自社所有の大谷石の石蔵で2週間以上熟成させること。
熟成の方法にも更にこだわりがあり、大谷石の粉末を練り込んだビニールににっこりを包みこむことにより、ビニール内の大谷石の粉末で出来た穴が、成長を促進させるエチレンガスを吸着透過します。
そのため鮮度そのままに熟成することで収穫直後のにっこりと比べ、糖度は2度ほど上がり、市場で販売されている「にっこり」とはひと味違う「にっこり」になります。
駒場梨園の「大谷石蔵熟成にっこり」は、毎年、他の梨園よりやや遅めの10月末頃(予定)から発送しております。
高品質でリーズナブルな梨を皆様へお届けすることを第一に、日々奮励している駒場さん。
例年、梨の受付は7月20日頃から開始!まずは幸水から。
その他の品種も順次予約受付となるので要チェックしてくださいね!