産直通販「あるよ」応援プロジェクト|大時果樹園を深掘り
栃木県宇都宮市、ホタルが飛び交う自然豊かな古賀志山のふもとにある「大時果樹園」
大時果樹園の梨づくりは1971年に始まりました。
定植して5年、少しずつ実が付くようになり、10年後に販売ができるようになったそう。
生産者の大柿さんは、ご両親の梨づくりをみて育ち、物心がつく頃には跡を継ぎ、梨づくりをするものだと思っていたそうですが、農業大学を卒業した後に一度農業から離れ就職。他の仕事をしながらも、休日には果樹づくりを手伝う日々を送り、13年後に就農されたそうです。
果樹栽培に大切なのは、毎年収穫を終えた後の土づくり。
トラック何台分もの堆肥や有機肥料をまき、微生物が多く住む栄養たっぷりの土をつくります。
梨園の中は草を生やした、草生栽培。何度も草刈りしないといけなくて手間がかかりますが、草の根が伸びることで土をやわらくし栄養が梨の木に届きやすくなるんだそう。
また、太陽の光が葉や果実にいっぱい注ぐように枝の管理も欠かせません。
とても手間のかかる作業ですが、一枚一枚の葉が光合成をしっかり行い、たくさんの養分を作り出せるようにします。
お客様の「笑顔」と「おいしい」を励みに、喜ぶ顔を思い浮かべて家族で日々果樹作りに向き合う大柿さん一家。
他県から毎年買いに来てくださるお客様も増え、「他の梨とは甘さも別格」「日持ちする」「梨に艶がある」とお褒めの言葉を頂いている、と嬉しそうに話してくれました。
受け継ぎ、つないでいく、梨づくりとお客様との絆。
大時果樹園の梨をぜひご賞味ください!