モクズガニとは?日本の上海蟹と呼ばれる秋の味覚
モクズガニは、日本の河川に生息する淡水性のカニで、「日本の上海蟹」とも呼ばれる秋の高級食材です。味も見た目も本場の上海蟹に匹敵する濃厚な味わいが特徴で、知る人ぞ知る絶品カニとして珍重されています。

栃木県の那珂川では昔から漁獲されており、地元では家庭料理としても親しまれてきた郷土の味です。
モクズガニの特徴
- 旬の時期: 9月〜10月の秋季限定
- サイズ: 手のひら程度の小ぶりな個体が多い
- 味わい: 身は少量だが甘みが強く、濃厚なカニ味噌と卵が絶品
- 別名: ズガニ、ツガニ、上海蟹の近縁種
林屋の天然モクズガニは活きたまま産地直送
栃木県那須郡那珂川町に店舗を構える「林屋」では、那珂川で獲れた天然モクズガニを活きたまま発送しています。

活きモクズガニの魅力と注意点
鮮度抜群の活きたまま配送するため、箱を開けるとゴソゴソと元気に動き出すモクズガニに驚かれるかもしれません。小さな体で力強く暴れる姿は活きの良さの証明です。
調理時の注意事項:
- 初めて調理する方は、袋から出す際に十分ご注意ください
- ハサミに挟まれないよう、軍手などの使用をおすすめします
- 生きたカニの扱いに不慣れな方は、事前に調理方法を確認しましょう
活きているからこその新鮮さと美味しさは格別。その価値は調理の苦労を上回る満足感をもたらします。
モクズガニの美味しい食べ方・調理方法
おすすめ調理法

①茹でモクズガニ(基本の食べ方)
最もシンプルで、モクズガニの味を堪能できる調理法です。濃厚なカニ味噌と卵をそのまま味わえます。
調理手順:
- モクズガニを良く洗う
- 大きめの鍋(フライパンでも可)に水をはって、モクズガニを入れてから鍋に火にかける
- モクズガニが動かなくなってから塩を適量ふる
- お湯が沸騰してから10~15分ほどしっかり茹でる
- 茹で上がったら出来上がり
②味噌汁
半分に切ったモクズガニを茹でて味噌汁にすると、旨味たっぷり濃厚で絶品なお味噌汁になります。
②鍋料理
秋の鍋物に加えると、上品なカニの風味が鍋全体に広がります。
【実食レポート】モクズガニラーメン
モクズガニはいろいろな食べ方があり、どれも美味しいのですが、今回は天然モクズガニを使って贅沢な「モクズガニラーメン」を作ってみました。
材料
- 天然モクズガニ(適量)
- お好きなインスタントラーメン
- バター(お好みで)
作り方
- モクズガニを茹でる(約20分)
- モクズガニは鍋に入れる前に良く洗ってください
- お鍋に水をいれ、火にかける前にモクズガニを入れます
- 活きの良いモクズガニは鍋に入れてからも少し暴れるかもしれません

- 茹でモズクガニの甲羅を開いてカニ味噌を取り出す
- 上海蟹に似た濃厚なカニ味噌と卵、残さずいただきましょう!

- 茹で汁を使ってインスタントラーメンを作る
- 好きなインスタントラーメンをいつもどおりに調理してください
- カニの旨味が溶け出した茹で汁をスープに使用します
- 仕上げ
- 完成したラーメンの上に濃厚なカニ味噌をトッピングして完成!
- カニ味噌を混ぜるとスープが黄金色に変化して旨みがUP
- お好みでバターをのせても◎

実食レビュー
ラーメンとカニ味噌の組み合わせは最高の相性!濃厚なモクズカニの出汁が、いつものインスタントスープを深みのある味へと昇華させていて、そこにカニ味噌を加えることにより、至高のスープへと進化をとげます。今回は塩ラーメンを使いましたが、味噌ラーメンもきっと合います。味変として途中でバターを入れたところ、濃厚なコクと旨みが全体に広がって、究極のスープになってしまいました。
モクズガニラーメン、多少手間はかかりますが、その価値がある贅沢な一品となりました。
モクズガニのお取り寄せ(通販・購入方法)
モクズガニは、秋限定で味わえる日本の上海蟹。濃厚なカニ味噌と甘い身、そして滋味深い出汁は、秋の食卓を豊かに彩ります。限られた期間しかお目にかかることができない天然モクズガニは、産直通販あるよの林屋でお買い求めいただけます。
林屋 産直通販サイト
林屋は、那須連山を水源とする那珂川と、塩原を水源とする箒川の合流しているところに位置する川魚一筋のお店。昭和39年の創業以来、那珂川の恵みを承けながら川魚の製造・販売しているお店です。

林屋では鮎や鰻を主に販売しており、モクズガニは秋限定の味覚として期間限定販売となります。
モクズガニ販売期間: 9月〜11月頃(季節限定)
配送方法: 活きたまま産地直送(常温発送)
活きたまま届く天然モクズガニは調理に少し勇気が要りますが、その新鮮さと美味しさは格別です。蒸し・茹で・汁物・鍋物など、さまざまな調理法でお楽しみいただけます。
栃木県那珂川産の天然モクズガニ、この秋ぜひお試しください。





